チューリップ

チューリップ
解説
♪ さいた さいた チューリップの 花が       ならんだ ならんだ  赤 白 黄色        どの花みても  きれいだな  ♪     チューリップの歌は、東京都世田谷区にすむ近藤宮子さんというおばあさんが、昭和5年(1930年に作詞したものです。「どの花みても/きれいだな」という歌詞について近藤さんは、「なにごとにも良いところがあるものです。とくに、弱いものには目をくばりたい、という自分の思いをこめました」と語っています。昭5年といえば、すでに日本が悲惨な第二次世界大戦への助走をはじめていたとても不安な時代でした。その不安な時代に、近藤さんは、みんなの良いところを見つめあおうという気持ちを、この「チューリップ」の歌に託したのでした。

 

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